過去の展覧会情報

「SAPPORO ART MAP」展

会期 : 2013年2月2日(土)〜4日19日(金)

文部科学省の統計(平成23年度社会教育調査—中間報告)によれば、全国には登録美術館が371(うち北海道は12)あります。同様に美術館相当施設は78(北海道は2)、美術館類似施設は635(北海道は20)あります。それぞれの詳細な説明は省きますが、つまるところ美術館として認知されている施設が全国には1084あり、そのうち34館が北海道にあるわけです。これは人口比で見ると全国的には30番台中程、もちろん数だけの問題ではなく、質も問われなければなりませんが、心にとどめておくべき数値かと思います。
ところがこの文科省の統計では把握されていない、しかしアートに深く関わっている施設や団体、機関が実は相当の数、存在しているのです。すなわち、アートやデザイン系の法人、NPO、大学・高等専門学校・高校などの教育研究機関、学会、研究会、グループ展や公募展、駅のコンコースや私設のギャラリー、カフェに併設された展示空間なども、芸術文化を支える大事な役割を担っています。特に1970年代以降、アーティストが美術館の閉じられた空間を飛び出して、自然環境や都市空間そのものを制作の現場とするようになってからは、ますますその重要性が増しています。しかし残念ながらそれらを網羅的に紹介することは行われてきませんでした。
私たちの500m美術館もそのような施設のひとつに他なりません。2011年11月に常設化されて以来、地元アーティストを紹介するとともに、国内外の作家の作品を展示し、市民の皆さんが多様なアートに触れる機会を作り出してきました。また2014年開催の札幌国際芸術祭では札幌の芸術文化を国内外に発信する一拠点となることが期待されています。今回の「SAPPORO ART MAP」展は、札幌市内に点在しているそれぞれ特色あるアートスペースの活動の一端を紹介するもので、まさに500m美術館ならではの企画です。今回ご参加いただいた皆様には心より感謝申し上げますとともに、これを第一歩として、より充実したアートマップの作成に向け、今後とも各方面の関係者各位のご協力をお願いする次第です。
ロンドンやニューヨークなどでは地図や冊子を手に、ギャラリー巡りをしている人たちをよく見かけます。札幌のギャラリーを訪ねてみれば、そこに展示されている作品が、どこと比べても引けを取らない水準にあることに気づかされます。またそこで活躍するアーティストたちは、間違いなく札幌国際芸術祭の中心的な担い手になるはずの方々です。この展覧会をご覧いただいた皆さんには、どうぞ今度はパンフレットを手にギャラリーへと足をお運びいただけたら幸いです。

500m美術館企画委員会委員長・北村清彦

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■開催概要
名 称: 500m美術館vol.6 「SAPPORO ART MAP」
期 間: 2013年2月2日(土)~4月19日(金)(最終日は17時まで)
     ※第1回札幌500m美術館賞グランプリ展 「New Cities」 と同時開催
時 間: 照明点灯時間 7:45~20:15
※この冬の節電対策として、照明点灯時間を短縮しております。
会 場: 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住 所: 札幌市中央区大通西1丁目~大通東2丁目
所 在: 地下鉄「大通駅」~地下鉄東西線「バスセンター前駅」地下コンコース内
料 金: 無料
主 催: 札幌市(国際芸術展担当部)
企 画: 500m美術館企画委員会

■出展者一覧(大通側から展示順)

① 宮の森美術館
② ギャラリーレタラ
③ ギャラリー門馬&ANNEX
④ 六花文庫
⑤ コミュニティ&レンタルスペース よりⓘどこオノベカ
⑥ ギャラリー創
⑦ CAI02(シーエーアイ ゼロツー)
⑧ スカイホール
⑨ TO OV cafe(ト・オン・カフェ)
⑩ ギャラリーたぴお
⑪ hanaagura
⑫ salon cojica
⑬ アートマンギャラリー
⑭ ギャラリー犬養

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