過去の展覧会情報

500m美術館vol.14 第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 染田リサ「SNOW」/田村陽子「記憶する足形」 (最終審査通過者)

会期 : 2015年1月31日(土)~4月24日(金)

 

 

 
開催概要

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会期 | 2015年1月31日(土)~4月24日(金)

 

時間 | 7:30~22:00(最終日のみ17:00まで)

 

会場 | 札幌大通地下ギャラリー500m美術館

 

住所 | 札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目

 

(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)

 

主催 | 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

 

 

展覧会について

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 第3回目となる札幌500m美術館賞はゲスト審査員に神谷幸江氏(広島市現代美術館チーフキュレーター)をお迎えし、
 
慎重に審議した結果、「グランプリ該当者なし」という結論に至った。
 
神谷氏は「長い長い、そして人々の行き交うストリートという公共空間に(…)展示する作品にその場所にあることの
 
必然性と強さを求める500m美術館は、なかなか手強い」と審査講評で述べているが、まさにこの「必然性」と「強さ」
 
こそ、審査の根本基準なのだといってよい。
 
 染田リサさんの「長さ」を生かした写真作品に関しては、この札幌で作品を発表することの積極性がなおいっそう考
 
慮されていれば、田村陽子さんの足型の作品に関しては、「歩む−−足−−編む」に内在する意味連関の展示になおいっそ
 
う工夫されていれば、異なった結果になっていたことだろう。
 
お二人には、審査委員会のこうした審議経過をお伝えした上で、「グランプリ該当者なしの最終審査通過者」としての作
 
品発表をお願いし、今回の展覧会となった。
 
 今回の結果そのものは残念ではあるが、美術館賞の回数を重ねる毎に500m美術館の可能性が広がっているのも確かである。
 
来年度以降も、この「手強い」空間を相手にした、具体的で斬新、かつ独創的な作品や企画の提案が数多く寄せられることを
 
期待している。
 
 
北村清彦
(創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会500m美術館部会部会長・北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

 

 

 

出展作家
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染田リサ/Someda Lisa

 
 

田村陽子/Tamura Yoko

 
 

オープニング企画
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◎「第3回札幌500m美術館賞グランプリ展」ギャラリーツアー

 

・時間 1月31日(土) 14:00-14:20

 

・会場 500m美術館(大通駅側から)

 

・入場 無料

 

・主催 500m美術館

 

作家による作品解説を500m美術館の作品前で行います。皆様、お気軽にご参加ください。

 

 

 

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企画・作品に関するお問い合わせ

 

有限会社クンスト

 

060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階

 

Tel: 011-802-6438(13:00-23:00 日祝休)

 

Mail: sano@cai-net.jp

 

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