過去の展覧会情報

500m美術館vol.18 Sapporo Section 3:Photo「記憶と記録の札幌」

会期 : 2016年4月2日(土)〜6月29日(水)

開催概要

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会期 | 2016年4月2日(土)~2016年6月29日(水)

 

時間 | 7:30~22:00(最終日のみ17:00まで)

 

会場 | 札幌大通地下ギャラリー500m美術館(壁面ウォール)

 

住所 | 札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目

 

(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)

 

主催 | 札幌市 市民文化局国際芸術祭担当課

 

協力 |  札幌駅前通まちづくり株式会社、さっぽろ天神山アートスタジオ

 

 

 

展覧会について

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「札幌」をテーマにした展覧会 Sapporo Section 3 : Photo「記憶と記録の札幌」は、7組の写真家による「札幌という都市がもつ記憶性と記録性」を伝えます。
スクラップ&ビルドを繰り返す日本の都市は時代の空気を色濃く反映させながら街の様相を変えていきます。過去の都市の様子は歴史的に残された写真から今も窺い知ることができます。当時の撮影者による視線を通してしか私達が過去の札幌を見られないように、未来の人々にとっては現在の撮影者/記録者の視点を通してしか今の札幌を見ることができません。何を撮影し、何を記録するのか?現代を生きる写真家がどのような視点から札幌を撮影し残そうとしているのか、もしくは何を残さないという選択をしているのかを、この目で目撃し記憶にとどめます。
NPO法人北海道を発信する写真家ネットワークによるアーカイブ写真も展示し過去と現代の視点から移ろいゆく札幌を見つめ直します。

 

 

 

出展作家

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本城直季 / Naoki Honjo

1978年、東京都出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術研究科メディアアート修了。

実在の風景を独特のジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』で2006年度木村伊兵衛賞を受賞し、一躍注目を集める。メトロポリタン美術館、ヒューストン美術館に作品が所蔵されているだけでなく、雑誌や広告など幅広い分野で活躍している。

Inge Trienekens / インガ・トリネケンズ

1987年 オランダ、フローニンゲン生まれ。ファインアートフォトグラファー。

ロッテルダムのウィレム・デ・クーニング・アカデミーのデザイン学部写真科を卒業。北京中央美術学院への交換留学プログラムへの参加や、東京で写真家 名古根美津子氏の元でインターンシップを修了するなど、在学中より国際的なプログラムに多数参加。その後、マドリードのヨーロッパ・デザイン・インスティテュート(IED)のファインアート・フォトグラフィー修士を卒業。現在、アーティスト・イン・レジデンスとして、さっぽろ天神山アートスタジオに滞在しながら、いかにして都市を流れる時間を凍りつかせるか、というテーマで制作に取り組んでいる。

山本顕史 / Akihito Yamamoto

1973年札幌生まれ。主な受賞歴はリコーポートフォリオオーディション 最優秀賞(2011)、主な写真展に「ここでは菊を手向ける」CAI02(札幌、2016)、「YUKIOTO」Cadres en aparté (トゥールーズ、フランス、2014)、 「 ユ キ オ ト 」 リコーフォトギャラリー RING CUBE(東京、2011)グループ展には「表出する写真、北海道」展  コンチネンタルギャラリー(札幌、2014)、 「JITTER #01 CCAA ランプ坂ギャラリー」(グループ展) CCAA アートプラザ ランプ坂ギャラリー (東京、2013)がある。
「ノースファインダー」の会員として2015年から「SapporoPhoto」の企画、運営に携わる。

北川陽稔 / Akiyoshi Kitagawa

札幌生まれ。東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作等を行い、作品がアンディ・ウォーホルを輩出した Ann-Arbor Film Festival にて入選する。

近年は主に北海道を制作のフィールドに活動。土地の歴史的背景やランドスケープに着目し、写真やビデオによる作品を制作する。キャノン写真新世紀、JRタワーアートボックス2014他にて入賞・入選。

竹本英樹 / Hideki Takemoto

札幌市出身。2004年に札幌の路上で写真を販売し写真作家生活をスタート。同年より8mmフィルムを使用した写真製作を開始。2008年にアメリカ有数の写真コンペティション、「フォトルシーダ」でファイナリストに選出。2013年にレビュー・サンタフェ(アメリカ)に招待され、作品発表の場はアメリカ、フランス、ドイツに広がっている。2014年には写真集「意識の素粒子」を出版した。2016年は札幌での個展、グローバル・アート・エージェンシーが主催する東京インターナショナル・アートフェア(表参道ヒルズ)への参加が決まっている。

メタ佐藤 / Sato Meta

メタ佐藤とは作家名であり、同時に作家活動全般を表すプロジェクト名である。

http://metasato.com

佐藤雅英 / Masahide Sato

1946年稚内市生まれ、公益社団法人日本写真家協会会員。

国内外の芸術家、文化人、都市の歴史、建築、文化など撮り続ける。

東京コダックフォトサロン、韓国、日本大使館広報文化院、中国魯迅美術館等で数多くの写真展を開催。

1979年からのN.Yと2001年のテロ後のN.Yを捉えた「NEW YORK NEW YORK Peace and Love』写真展

NPO法人北海道を発信する写真家ネットワーク顧問

特定非営利活動法人北海道を発信する写真家ネットワーク

『「写真の力」で北海道を応援する』を合言葉に、北海道をベースとする多ジャンルの写真家が集い、写真作品を通じて多角的に北海道を発信・応援することを目指し、2007年4月に設立。

2010年より歴史写真と現代の写真を使用した「写真で綴る」シリーズや「北一条さっぽろ歴史写真館」の展示を担当。

札幌国際芸術祭2014では著名写真家等のオリジナルプリントを集めた「表出する写真、北海道」展を開催。

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トークセッション「札幌の写真」

2016年4月2日(土) 18:00~19:00

Sapporo Section 3:「記憶と記録の札幌」出展者による札幌の写真についての作品解説とトークセッションを行います。写真の地域性、作家性など、札幌・北海道の写真について考察していきます。

会場:テラス計画

住所:札幌市中央区北2条西4丁目 札幌三井JPビルディング内 赤れんがテラス5階

※入場無料・予約不要、登壇者は変更する場合がございます。

 

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企画・作品に関するお問い合わせ

 

有限会社クンスト

 

060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階

 

Tel: 011-802-6438(13:00-23:00 日祝休)

 

Mail: sano@cai-net.jp

 

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