過去の展覧会情報

500m美術館vol.30 「The WALL 01 」鈴木ヒラク

会期 : 2019年7月13日(土)〜2020年1月14日(火)

 

500m美術館では、現代の壁画を考察する展覧会、「The WALL 01 」鈴木ヒラクを開催します。地下コンコースに設置された500m美術館において壁画作品はかねてより期待されており、公共空間における美術展示の可能性を押し拡げると考えます。

本展は500m美術館では初となる6ヶ月間の会期という⻑期展示となり、⻑い壁面に描かれた作品が半年間のあいだ、通行する市⺠とともに息づいていくでしょう。

今回は作家によるライブドローイングを行い、1日という限られた時間内で瞬発的に描かれます。100mを超える壁画のダイナミックな展開は、ある種の絵巻物のように右にも左にも進行するストーリー性とストリートを歩く人々に語りかけるような親近感が、500m美術館に対するイメージを新たに豊かに膨らませてくれるものと願っています。

 

(画像:歩く言語 2015 壁にシルバースプレー、シルバーインク, h6000 x w55000mm, 国際芸術センター青森での展示風景 2015年, 写真: 小山田邦哉 © Hiraku Suzuki)

 

 

<開催概要>

 

タイトル|500m美術館vol.30 「The WALL 01 」鈴木ヒラク

会期|2019年7月13日(土)〜2020年1月14日(火)

時間|7:30〜22:00

会場|札幌大通地下ギャラリー500m 美術館

住所|札幌市中央区大通⻄1丁目〜大通東2丁目

(地下鉄大通駅と地下鉄東⻄線バスセンター前駅間の地下コンコース内)

主催|札幌市市⺠文化局文化部文化振興課

企画|CAI現代芸術研究所/CAI02、一般社団法人PROJECTA

 

出展作家>

 

鈴木ヒラク

 

 

 

<アーティストトーク>

1部 「思考するドローイング」18:00-19:00

2部  「The WALL 01 」鈴木ヒラク 19:00-20:00

日時|2019年7月13日(土)

会場|CAI02(札幌市中央区大通⻄5丁目昭和ビルB2)

モデレーター|端聡

参加作家|大内りえ子、小林知世、玉山拓郎、林匡宏、鈴木ヒラク

 

※18:00〜は同時開催となる「思考するドローイング」のアーティストトークを開催いたします。

 

<作家プロフィール>

 

鈴木ヒラク

 

1978年生まれ。アーティスト。2008年東京藝術大学大学院修了後、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行う。平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなど、ドローイングの概念を拡張するような制作活動を展開している。2017年FID Prizeドローイングコンテスト(パリ)でグランプリを受賞。著書に『GENGA』(2010,河出書房新社)などがある。2019年はフランス、モンペリエの美術館La Panacee、東京都現代美術館などで展覧会に参加。

 

 

 

 

 

(画像:点が線の夢を見る 2017 壁に反射板、スプレーペイント、マーカー、ウレタン塗料, 大分市中央通り線地下道におけるパブリックアート作品, 写真: 久保貴史 © Hiraku Suzuki )