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「第2回札幌500m美術館賞」開催決定のお知らせ

500m美術館では、今年度も現代アートの作品プランおよび企画プランのコンペティション
「第2回札幌500m美術館賞」を開催することを決定しました。

会場は500m美術館のガラスケース(幅12,000mm×高さ2,000mm×奥行650mm)7基。
全長84mで展開する作品プランおよび企画プランを大募集します。

アーティストの個展、1企画者による作家7名によるグループ展、作家&企画者による企画展などなど、ガラスケース7基をつかった新鮮な企画アイデアをおまちします。

審査を通過しグランプリに選ばれたアーティストおよび企画者1組に制作費100万円を授与し、
2014 年2月1日より開催予定の「第2回札幌500m美術館賞グランプリ展」で作品および企画を発表していただきます。

・募集期間(予定)
2013年7月17日(水)~8月30日(金) [消印有効]

※応募方法など詳細につきましては、500m美術館のホームページ上で7月中旬に発表予定です。
※ご質問等につきましては、ホームページ上で発表後にお問い合わせください。

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「質感覚 —Sensitivity to Texture—」展、いよいよ開幕

展覧会情報
質感覚 -Sensitivity to Texture-
会期 : 2013年4月27日(土)~7月25日(木)

2013年4月27日から開催される「質感覚 —Sensitivity to Texture—」展は、
2013年度の最初を飾るに相応しい、春風のように暖かさと温もりを感じる展覧会となっております。

札幌の作家を中心に、絵画、彫刻、版画、写真、ピンホールカメラ、建築、デザイン、映像、
インスタレーション、漆、ガラス、など多岐にわたる素材と分野と様々な世代から、
質感や感覚をテーマに15組の作品を出展していただいております。

質感とは何か?ざらざらつるつるした表面、絵の具のもつ粒子のかたまり、木や鉄の物質感、
手わざの痕跡、既製品の無名性、新旧の音質、色ツヤ、線の強弱、感情を喚起するイメージ、
光の濃淡、リアリティのある風景、熱量、洗練度、物語が織り成す世界観などと質感と一言でいえども
その言葉が射程する範囲は広くて深いものです。

芸術を表現する者は、素材と向き合い対話することで作品を着想した経験が、少なからずあります。
木や紙や石やキャンバス、ホームセンターや100円ショップなどでインスピレーションを受けることもあるでしょう。
複数の質感と意味をもつ無数の素材で美術作品はつくられています。

「質感覚 —Sensitivity of Texture—」展は、異なるメディウムから受けとる印象が
多様な世界の広がりを投影し、視点や思考、空気もただひとつではなく、いくつも存在していること、
多彩な価値観を作品をとおして我々に伝えてくれることでしょう。

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■開催概要

名 称: 500m美術館vol.7 「質感覚 -Sensitivity to Texture-」
期 間: 2013年4月27日(土)~7月25日(木)(最終日は17時まで)
時 間: 7:30~22:00(照明点灯時間)
会 場: 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住 所: 札幌市中央区大通西1丁目~大通東2丁目
所 在: 地下鉄「大通駅」~地下鉄東西線「バスセンター前駅」地下コンコース内
主 催: 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会
観覧無料

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■関連イベント
「質感覚」展の出品作家によるギャラリーツアー(作品解説)
日時: 2013年4月27日(土) 17:00-18:00
会場: 500m美術館(バスセンター側より開始します)
参加無料
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■出展作家

長谷川裕恭
今義典
菱野史彦
蒲原みどり
五十嵐淳
高臣大介
渡邊希
吉田茂
Orrorin
風間雄飛
浅野久男
中橋修
門馬よ宇子
吉成翔子
額田春加

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過去の展覧会

質感覚 -Sensitivity to Texture-

今回の「質感覚 -Sensitivity to Texture-」展は、さまざまな質感とそれがもたらす感情をテーマに、絵画、彫刻、版画、工芸、デザイン、映像、建築、インスタレーションなど多岐にわたる分野の作品によって彩られています。

「メール本文」などの意味で用いる「テクスト」という語はラテン語の「織る=テクセレ」を語源とし、本来は「織られたもの」という意味です。世界には動物系、植物系、化学系の多種多様の繊維素材があり、またその太さ細さ、編み目の密度の違いなどによって、さまざまな布地が織られますが、「質感=テクスチャー」とはフワフワと柔らかい、ゴワゴワと堅いなど、それぞれの布地特有の触感のことです。現在では布地だけでなく、絵の具はもとより木材、金属、ガラス、漆、光、言語などあらゆる種類の素材の性質にも用いられます。しかしいずれにせよその根底にあるのは触覚という感覚です。

では、その触感はどのような感情を私たちにもたらすでしょうか。柔らかさは安らぎを、ざらつきは苛立ちを感じさせるでしょう。しかし冷たいのに優しい、キラキラしているのに悲しいと感じられるかもしれません。こうした一致、不一致は、表層に触れることによって私たちの深奥に眠っていた感情が覚醒されたからこそ起こるのです。

触覚は最も直接的で根源的な感覚です。アートが素材を大事にする理由もここにあります。展覧会では作品に触っていただくことはできませんが、どうぞ手で慈しむように眺めてください。作品の質感を楽しむことは同時に、私たち自身の感情の襞がどのように織りなされているのかを発見する機会ともなるはずです。

北村清彦(創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会 500m美術館部会 部会長)

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■開催概要

名 称: 500m美術館vol.7 「質感覚 -Sensitivity to Texture-」
期 間: 2013年4月27日(土)~7月25日(木)(最終日は17時まで)
時 間: 7:30~22:00(照明点灯時間)
会 場: 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住 所: 札幌市中央区大通西1丁目~大通東2丁目
所 在: 地下鉄「大通駅」~地下鉄東西線「バスセンター前駅」地下コンコース内
主 催: 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会
観覧無料

 

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■出展作家

長谷川裕恭
今義典
菱野史彦
蒲原みどり
五十嵐淳
高臣大介
渡邊希
吉田茂
Orrorin
風間雄飛
浅野久男
中橋修
門馬よ宇子
吉成翔子
額田春加

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■企画・作品に関するお問い合わせ
有限会社クンスト
060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
Tel: 011-802-6438(13:00-23:00 日祝休)
Mail: sano@cai-net.jp

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■関連イベント
「質感覚」展の出品作家によるギャラリーツアー(作品解説)
日時: 2013年4月27日(土) 17:00-18:00
会場: 500m美術館(バスセンター側より開始します)
参加無料

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「質感覚 -Sensitivity to Texture-」出品作家によるギャラリーツアー

「質感覚 -Sensitivity to Texture-」関連イベント

日時: 2013年4月27日(土)
時間: 17:00-18:00
会場: 500m美術館(バスセンター側より開始します)
参加無料

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長谷川裕恭


「いろいろなものがたり」

作品を作るときは、物語の主人公となるような人や物などをはじめに思い浮かべ、さらにそれに付随する要素を加えていくことで世界観を広げていきます。そのときに、モチーフに合う素材や形などもイメージしていきます。
素材としてよく用いる、木、石、紙などありますが、たいていの素材はそのまま使わずに、手を加えてから使っています。例えば、木や石であれば彫る、紙であればくしゃくしゃにしてから使うなど質感を調節します。
質感は、作品の中の物語をより明確に視覚化してくれる役割があります。今回の展示では、様々な素材を用いた展示構成を行いました。質感のバリエーションをお楽しみください。

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今義典


「川口のあけみ」
「父と息子」

質感や感覚をテーマに
このお題に向けてまず最初に頭をよぎったのは、細野晴臣氏の「想い出を呼び起こすもの、それは音楽と匂いだ」と言う言葉です。聴覚と臭覚は本人の思いを越え、直接「あの時」へ連れていってくれます。その場の雰囲気、温度、ざわめきなどが実に生々しく蘇り、しばしわたしたちを放心させます。
近作の写真作品によるシリーズでは、わたしは「視覚」でこれに挑戦しています。体験はしていないのだけれども、この風景をどこかで見たはず、という既視感のようなものを、同世代に向け発信していくことを使命とし制作を続けています。

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菱野史彦


「core」

いつも制作するとき自分が何を考えているか? 言葉にして説明しようにもなかなか言葉が見つからない。 ただ作ることが面白く、 単にそれが自分の中だけで「よりよい」と思って作っているにすぎない。 それは空間にデッサンをするように線や面を「加え」 時には「削り」をを繰り返し現れたフォルム。 それがなぜこんな形になるのか? 敢えて考えるなら 今まで経験した中で特に面白いと感じた「物」や「経験」、「知識」から無自覚に出力しているにすぎない。 そこには自分にとって「小気味よい」形ができている。

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蒲原みどり


「記憶の庭」
「隠されていたこと #4」
「Garden #10」
「Garden #9」
「Garden #1」
「野の記憶 #2」

自然の風景を過去の記憶と重ね、絵を描いています。
春、夏、秋、冬といった季節があるように、人は生まれてから死に至るまで、いくつかの特徴的な節目を迎えて生きています。
日々、様々な風景と出会い、時を過ごしていますが、あるものは風化し、あるものは記憶として堆積し、その人の生きた証が地層のように残っていきます。
そうすると、時々、過去のものである記憶が、未来を繋いでいるという不思議な感覚になる瞬間があります。
それは、自然が無ければ人間が生きていけないのと同じ様に、記憶とは、尊い、掛け替えのないものであると感じます。
私の目に映る自然の風景を過去の記憶と重ね、絵で記録しつづけています。

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五十嵐淳


「小さな家のプロセス」

小さな敷地に小さな家を考える思考のプロセスを展示する。建築は特定の場所(敷地)に固定される。よって場所性が重要となり、その場所を注意深く観察することから始まる。また建築基準法の状況による影響も大きい。多様な状況=状態を前提に繰り広げられた小さな家の思考プロセスを辿ることで、どれだけ多様な事柄を膨大に考えつづけ、ある瞬間、ある事に気付き、その気付きを発見に転換し、新しさや可能性に置き換えているのかを、展示を見た人々と共有することが出来ればと考えた。

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高臣大介


「あふれでる。」

あふれでる あふれでる あふれでる
あふれでるものは つねにあふれでている
あふれでる あふれでる あふれでる

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渡邊希


「女こゝろ」

密かに蠢く
いつもきまぐれ
移り変わること 生まれはじめること 
そこにある一皮の先
a woman’s feelings
Quietly wriggling
It is always capricious.
It changes.
It begins to be born.
Certainly lie ahead, in fact.
光の当たり方によって見え方が変わって見えます。麻布と漆を用い乾漆技法により制作している作品です。漆塗膜のさまざまな質感を、ご覧ください。

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吉田茂


Synchronicity Series
「赤と白の邂逅」
「8の邂逅」
「風が吹いて」
「波が来て」

今回の展示は、約11年続けている、独自にあみ出したひび割れ技法のSynchronicity Series(シンクロニシティ―シリーズ)です。連作08年のカラー8色と3.11の年に制作した赤と黒です。
シンクロニシティ―とは、同時性と訳されます。たとえば、道を歩いているとき、ある人の事を考えていたら、その人が向うから来る。という様な現象をシンクロニシティ―といいます。私たちを取り巻く人為を超えた大きなエネルギーとのシンクロする中から、まさに、その時その時の気温、風、湿度とシンクロして、ひび割れが生れ、作品が形成され作品が完成します。ある意味、それらを写し取った形が、シンクロニシティーシリーズなのかも知れない。

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Orrorin

世界を構成する要素をひとつひとつ、注意深く、時にはぼんやり観察していく。
線はどこから始まって、どこで終わるのか。
その線の中に流れる何かを想像してみる。
それは何を引き起こすのか、どうしたら見る事ができるのか。
それらを探るために、私達なりのダイナモを作った。

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風間雄飛

 
「おしゃまさん」
「moz-moz」
「tef-tef」
「たられば」
「mota-mota-mota」
「yoi-yoi」
「だれかれかさん」
「すいすい」
「おとぼけくん」
「くんかくんか」
「ひるあんどん」
「to-ban」

「記憶」をテーマに作品を制作しています。過去の記憶とは日々変化していくものです。
常に新しい記憶が積み重なっていき、古い記憶は少しずつピントがはずれていくように形を失い曖昧で不確かなものになっていくものです。
そうして曖昧になり、不明確になった記憶の現在の姿をそのまま表現します。
ピントのずれた記憶は鑑賞者の記憶にも干渉し記憶を共有しうるでしょう。そして変化し続ける記憶の現在の姿を表現することによって現在の自分自身を表現、記録することに繋がるのだと思っています。

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浅野久男


「ロンドン:ビックベン」
「ロンドン:タワーブリッジ」
「奥尻島」
「住友赤平炭鉱立坑」
「八雲町(旧熊石町)」
「光りに触れる旅」

光りに直接触れ撮影する古典写真技法、針孔写真。デジタルミラーレス一眼レフをピンホールカメラとして使用することで、デジタル技術と古典技法が融合しピンホール写真の特徴の一つである幻想的なイメージを表し、過去や未来への時のイメージや心の中の伝えたいことを容易にできるようになりました。今回の作品は北海道とロンドンを旅をしてきた際に感じた、かってその場所で起こってであろう歴史やそこに存在した人々の過去のイメージ=光りをピンホールカメラで描いたシリーズです。

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中橋修


「内包」- 時と場と人の内に包まれて 今 ここにいる –

「内包」をテーマとして制作し始めてすでに10年近くになっている。最初の頃は自分自身を定義付けるものは何なのかを追い続けていた気がする。内面に潜む深層に目を向けているうちに自分の存在理由は外側にあるとの意識が強まり、個人としてというより人として動物として生き物としての共通項を探し求めるようになった。このテーマはライフワークにしていきたいと思っている。赤い作品は実像と虚像の関係を表現している。原寸大の自分とちょっと遠くにいる気恥ずかしくなりそうな自分を同時に確認できる。どっちも紛れもない自分。白と黒の凸型のものは誕生をイメージしている。それらの形は似ているが決して同じではない。凸面は次へ繋がるエネルギーの膨らみでもある。方形の連なる作品は絶えることのない時を意味している。波のようにいつまでも過去と未来を彷徨う。制作前に意図が明確にあるというよりは完成後に作品からその意味を知らされ教えられる場合が多い。今回の出品作もそうだった。

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門馬よ宇子


「集合した集合」
「記憶の解放」
「子供のように」
「アルカイダの大地から」
「自宅からアトリエまで 贈り物Ⅳ」
「自宅からアトリエまで 贈り物Ⅴ」
「3つトマト」
「無題」
「土の実験」

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吉成翔子


「とことこ続く」 

壁に鉄で描いた落書きです。
好きな形の中をとことこ歩いてのぼったりおりたりしながら進んでいくようなイメージです。

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額田春加


「タイムカプセル」
「平山ビルから見た風景No.5」
「pink pressure」
「さつき公園から見える建物」
「Coming&Going」
「平山ビルから見た風景No.3」
「喧騒」
「冬 室内 夏 冬」
「あかつめくさ」
「SUN,CLOUDS,RAINBOW,MOON」

画面に近づくと部分部分のパーツが交互にずっと喋りかけて来て止まらない絵を描きたいと思って制作しています。
自分の絵に不可欠な要素はハイコントラスト、自由な線です。
写真・映像でも光を扱った作品でも私が好きなもの、感動するものは沢山あります。
表現方法が数ある中で、私が伝統的な油絵具を利用している理由は、絵の具の持つ強さに捨てがたい魅力があり、また画面混色に適している等色々ありますが、今回出品している厚塗りの作品に特化して言えば、あいまいで風船のように飛んで行きそうな自分のイメージを現実の絵の具や粘土のかたまりが引っ張って留める役割を果たしてくれるからです。
制作中に物質が発する主張や物質との対話によって作品を客観的に感じさせてくれるというか、メディウムの力によって作品との適度な距離感を保って冷静な状態で完成まで持っていける気がするのです。