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500メーターズ02企画「大塩博子 アーティストトーク」

2014年12月21日(日)17時からCAI円山で大塩博子さんによるアーティストトークを開催します。
大塩さんは東京を中心に壁画プロジェクトなどで活躍するアーティストであり、来年1月31日から500m美術館で、春が来るのを楽しみに感じる作品を、市民のみなさんとともに作りあげていきます。
今回は大塩さんのこれまでの活動内容や作品を始め、1月からの展示の概要やワークショップについても紹介していただく予定です。

 

 

「大塩博子 アーティストトーク」

日程:2014年12月21日(日)
時間:17:00~18:00(開場16:30)
会場:CAI現代芸術研究所
住所:札幌市中央区北1条西28丁目2-5
主催:CAI現代芸術研究所
企画:500メーターズ02
入場料:無料(申込不要)

 

お問い合わせ
佐野由美子(CAI 02)
電話:011-802-6438(13時~22時)
Eメール:sano@cai-net.jp

 

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大塩博子 OSHIO Hiroko

 
1983年東京都生まれ
2006年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
2008年東京藝術大学大学院美術研究科壁画専攻修了

 

 

在学中は主に大理石によるモザイク技法作品を制作する。
現在は様々な素材や技法を用いて、「人が笑ったり喜んだりしてくれたら嬉しいな、結局大事なのはそこなのかな」と、物思いに耽りながらふわりと表現を続けている。

 

 

主な展示
2005.6 unisio展/文房堂ギャラリー(神保町)
2006.10 SAPORE GIAPPONESE/artgallery niArtRaven Steinna/Italia)
2008.11 HEKIGA展/クレアーレ アートフォーラム(青山)
2009.11 共鳴するヴィジョン/Breakステーションギャラリー(上野)
2010.7 取手井野団地3街区色彩計画/井野団地(取手)
2011.7-2012.2 NORA×拝借景/NORA HAIR SALON(表参道)
2012.10 常総市まちなか展覧会2012:明日のつづき/五木宗レンガ蔵(常総)
2012.11 TRANS ARTS TOKYO 壁画プロジェクト参加/旧東京電機大学11号館(神田)
2013.10 個展・大塩博子展/NORA HAIR SALON(表参道)

 

 

寒い冬を、あたたかくさせるような会です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

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「第3回札幌500m美術館賞」二次審査結果発表

 

 

過日、第3回札幌500m美術館賞の厳正な二次審査がおこなわれました。

 

第3回札幌500m美術館賞は、グランプリ該当者無し

 

最終審査通過者、染田リサ、田村陽子の2名による第3回札幌500m美術館賞展を行います。

 

下記に審査員講評を記載します。

 

 

 

 

 

■ゲスト審査員
神谷幸江 (広島市現代美術館チーフキュレーター)

 

ストリートは、アーティストによって表現の場所になってきた。60年代のハイレッド・センター、80年代イースト・ビレッジでのバスキアたちしかり。地下歩行通路というストリートを美術のための場所にする500m美術館は、都市に介入したアーティストたちの試みを恒久的に確約するべく出来上がった、ユニークな美術のための空間だ。その特徴的な場所ゆえ、難しさはある。長い長い、そして人々の行き交うストリートという公共空間にあるということ。今回の応募者たちはこの特徴的な空間に対峙する、という課題を改め突きつけられたのではないだろうか。

田村陽子さんは「編む」という時間の経過を可視化する行為を、この雑踏の中の空間と視覚的、文脈的にどう結びつけるかが求められる。染田リサさんは「長さ」を抜群に生かした絵巻物のごとき写真作品だが、花の美しさに頼らないサイトスペシフィシティーを見出してほしかった。2次審査まで進んだ日笠保さんの矢印は、雪に埋もれた路肩を示す冬の北国の標識を引用し、土地の文脈を作品に取り込むことを試みているが、ウィンドウの空間性を生かすまでに及んではいなかったのが惜しい。ad:libさんはグループでのディスカッションから新たな発表形態を模索しようという方法論に可能性を感じるが、それが観客に何を伝え、波及させたいのか曖昧なままだったのは残念である。展示する作品にその場所にあることの必然性と強さを求める500m美術館は、なかなか手強い。

 

■審査員長
北村 清彦 (北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

 

今年度の「500m美術館賞」は最終審査に残った4組の候補について厳正に審査した結果、残念ながら「グランプリの該当なし」という結論にいたった。その理由は、ここ500m美術館でなければならない必然性をもった作品がなかったからである。そんな中でも染田氏の作品は川辺の桜を写した長尺の写真で、あるものを被写体としながらそこに必ずしも意図しない事柄、ここでは人々の営みが写り込んでしまうという写真の特性を良く理解しており、私自身は500m美術館に相応しいとも思われたが、既存の施設に既存の作品するのでは両者の間に新たなダイナミズムが産み出されることが期待できず、審査員全員の合意を形成するには至らなかった。また田村氏の作品は長年制作している足型の作品をその制作過程のドキュメント写真とともに展示するものであるが、足型のモデルが500m美術館まで歩いて来たという事実だけでは、作品と場との関係性は希薄と言わざるをえないし、8つのガラスケースがみな同じパターンになってしまうことも危惧された。「編む−−足−−歩む」ことの内在的な意味について更に突き詰めてゆけば、もっと多様な作品展開も可能なのではないかと思われる。日笠氏は固定式視線誘導柱と呼ばれる道路の路肩の位置を示す矢羽根標識をカッティングシートで作り、ガラスケースのガラス面に貼る作品を提案したが、その「どこへ?」という哲学的、社会的な問題意識とは裏腹に単なる観光標識的な作品になってしまった。ad:libグループの、日常的な「小さな渦巻き」が私たちの創造性の根源であるというコンセプトも分からないわけではないが、いかんせんその結果、どのような具体的作品展開となるのかがまったく提示されなかった。結果として、4組のどなたにも圧倒的に支持する意見がなく、しかし4組がみな同じ水準にあるとも思われず、審議した結果、染田氏と田村氏を「グランプリ該当なしの最終審査通過者」とすることとした。

 

 

■審査員
三橋 純予 (北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻教授)

 

毎年、500mグランプリの審査では、500m美術館の特性である「長いガラス壁面展示を活かす」「地下空間の公共性」という他の美術館とは全く異なる性質をどのように活かす展示プランであるのかを基準としている。

今回、二次審査に残った4組のプランは、コンセプトにおいてはこれらの視点を考慮されてはいたが、全体に言えることであるが、その具体化としての実際の作品との関係性になるとかなり弱いという印象を持った。

田村氏の作品は単独では大変に面白いが500m美術館での展開プランはその良さが活かされていないと感じられた。今までの作品制作のコンセプトを大切にしつつ長い空間を活かせる展開方法が他にもあると思われるので、今回は新しい挑戦をしてもらえることを期待している。

染田氏は独自の写真特性を提示するパノラマ写真制作を続けている作家であり、500m美術館での作品展開には制作スタイルは適していると思われる。今回は桜をメインにした過去作品ではなく、可能なら北海道での新作を期待したい。

日笠氏は既存の場において、その場の歴史や意味を捉える制作スタイルであり、今回「固定式視線誘導柱」を中心にしたコンセプトは大変興味深かったが、実際のプランニングに落とし込む際に、テーマを作品展開に結びつける段階がかなり弱いと思われた。次年度、もう少しコンセプトを掘り下げたプランを提案してくれることを期待している。

ad:libグループは、ある「詩」に触発されたテーマを中心に、展示方法論の枠をやぶろうとするコンセプトであったが、具体的な作品と完成後のイメージが伝わりにくいことがネックとなったと思われる。

 

■審査員
吉崎 元章 (札幌芸術の森美術館副館長)

 

 3回目となった今回の500m美術館賞の応募のなかには、この場所の特性を生かした斬新なアイデアや、実現したものをぜひ見たいと強く思う提案は、残念ながらありませんでした。
  確かにここは難しい場所でしょう。横一列に全長96メートル続く特異なスペースですし、地下コンコースという性格上ほとんどの人が足早に歩行しながら作品 を見るか、まったく関心なく通り過ぎていきます。また、札幌であること、地下であること、冬期間の展示であることなどを考慮したものも多いのですが、浅い知識による無理な関係性は、かえってこじつけ的な薄っぺらな印象を与えてしまいます。しかし、ここでしかできない表現というものはきっとあるはずです。今 後、果敢に挑戦する作品や企画が出てくることを期待しています。
 田村陽子さんは、 さまざまな人の足の形を麻糸で編むというこれまでの仕事の延長として、編まれる人の等身大の写真と制作中のカット写真を合わせて展示するプランでした。編むという行為そのものの意味とその時間の共有、そして空虚で歪んだ完成品が宿す精神性など、コンセプトをより明確に意識することでさらに深まりを増すシ リーズなだけに、今回の展示方法の有効性についてはやや疑問を抱きました。
 染田リサさんは、川辺を延々と撮影した写真を横につなげた作品の展示です。京都で撮影した既存の作品でしたが、このスペースでも全体の2/3しか展示できないという長さがあり、500m美術館の長さを最も有効に活用したプランでした。しかし、冬期間にひと足早い桜で春を感じて欲しいというだけでは札幌との関係性が薄く、札幌で新規に撮影する意欲や、逆に場所性を排除し写り込んだ人の所作への興味を前面に出すなど、これまで展示機会の少なかった作品の発表の場という以上のものが欲しいと思いました。
 日笠保さんは、冬に路肩の場所を知らせる下向き矢印の標識をカッティングシートでガラス面に展開するアイデアでした。吹雪のなかでも運転者に正しい道を知らせてくれる北海道らしい標識に着目したのはいいのですが、もっと手法やバリエーションを工夫することで、ここに展示する意義や現代社会との関係が強められたと思います。
 ad:libについては、彼らのグループとしてのコンセプトや活動はある程度理解しましたが、実際にここで何をしたいのかということが正直なところわかりませんでした。
  全体として、二次面接審査におけるプレゼンテーションの仕方に優越はありましたが、今回はその点よりも提案内容、展開の可能性によって審査しました。しかし、自分の考えをしっかりと伝えるというスキルも、こうした公募においては重要なものです。具体的に何をどう展示するのか、見る人に何を感じてもらたいの か、どのような問題意識をもっているのかなど、自分の考えを明確にもつとともに、多様な質問や要求にも応えられる柔軟さも欲しいところです。

 

■審査員
寺嶋 弘道 (北海道立近代美術館学芸部長)

 

 

厳しく難しい審査だった。作家にとっても、われわれ審査員にとっても…。結果、第3回目となる今回は、グランプリなしというコンペの目的を果たせない事態となった。

しかし、成果がなかったということではない。なぜなら、審査の過程でいくつもの驚きと発見があり、創造性とその選択のあり方について考察することができたからだ。応募書面に見入り、作家と審査員が意見を交わし、事務局や主催者とも応答しながら選考を重ねた。二次審査は5時間近くの長丁場となったが、最終的に染田リサ、田村陽子の2名に対して作品発表の機会を与えるという結論に至った。

選考とは、選択と削除の繰り返しだ。大抵の場合、要件審査や投票や議論によって絞込みを行う。その場合の拠るべきところはなにか。その第一は応募要項である。その上で作品の創造性や固有性や意味内容が競われる。今回、何度この要項を読み直しただろうか。それはすなわち、審査の基準を確認しなければならない場面がたびたびあったということである。

本コンペでは、テーマを設定していない。したがって、公共空間にそぐわない作品以外は、応募者の自由な表現を認めることになる。また、作品本体の審査ではなく制作プランの募集ゆえ、構想力とともに計画の実現性が問われる。受賞発表から開幕まで3カ月の制作期間だ。それゆえ、作品の完成度は未知数としても現実可能なプランでなければならない。新作か否かは問うてはいないが、旧作を並べるだけの個展開催プランでは制作意欲が疑問視されるだろう。したがって、制作内容を的確に伝える企画書の作成や二次面接でのプレゼンテーションが必要だ。当然、それに対応する審査の側にも大いなる想像力が求められる。単純に作品の創造性だけで選考してよいわけではない。

そして、本コンペの審査を難しくしているもう一つの要素がある。それは、500m美術館の展示空間がホワイトキューブではないということだ。地下通路のショーケースを利用するのが条件である。この点こそが本コンペを難しく、しかし、他にはない魅力的なものにしているといえる。奥行きのある幅12メートルの長大なガラスケースが8基。総延長は96メートルに及ぶ。これをいかに使うか、あるいは使いこなすか。若しくは使うに相応しい作品かどうか。

さらに言えば、ここが日本の北方に位置する札幌市の、地下鉄コンコースという公衆が往来する特殊な空間ゆえに、その場所性を考慮すべきだという意見もあることだろう。一方で、ケース自体が外界とその内部を隔絶する展示装置であるので、内部は純粋に創造行為の提示空間でよしとする考えも間違ってはいまい。要は、応募プランに応じたケースの機能の活用、つまり作品と展示空間との整合性が図られているかどうかである。

なにを、いかに、そしてなぜ表現するか。芸術とは、それらが問われる創作行為である。ホワイトキューブでの作品発表であればこの三要素によって選考を進めればよい。しかし、本コンペでは、さらに「どこで」という条件設定が加わる。応募要項の開催趣旨に書かれているのは、この難しい設定ただ一つなのである。この点を造形上の新たな課題として積極的に受け止め、その課題を解決する企画提案こそがグランプリに相応しいといえる。このような展示空間の制約とそこから派生する作品・企画内容について、具体的で斬新、かつ独創的な提案が少なかった、あるいは弱かったという点が、グランプリ該当作品の選出に至らなかった最も大きな理由ではなかったかと振り返る。

一次選考を通過した5件のプランは、いずれも十分に魅力ある造形性や企画性を展開する可能性を秘めていた。が、創造の原点にたち返るとき、創作行為の主題や内容、あるいは表現技法や展示手法について、5件のそれぞれがさらなる深化を要求されるプランであったことも否めない。さらに、展示ケースの機能性について十分な検討がなされておらず、500m美術館での展示を推し進めるには至らないと想定せざるを得ない作品でもあった。あるいは、自身のプランの有意な特長を伝達する表現力、つまり構想を語るプレゼンテーションに力が発揮できていなかったのも事実である。十分に魅力的な造形性を有しているのに、残念ながら、96メートルという長大な空間を創造的に活用するプランであるとはいずれも認定できなかったのである。

グループad:libが提案した展示手法は秀逸だったが、なにを表現したいのか、その点が弱かった。グループショーとは個別の作品の集合であり、集合全体と各コンテンツの関係性が問われるからである。二次面接に参加できなかった風間天心は選考の対象外となった。主催者側では面接審査というシステムのあり方を再確認することにはなったものの、企画者としての作者が自作をアピールする機会を逸したのは惜しかった。染田リサの作品の完成度は、他の応募者に比して安定した到達感を示していた。これはコンクールという競争のなかでは有利に働くはずだが、本コンペが求める「どこで」という問いへの答が定型的で、札幌という場所性を考慮するか否かについて熟考を要する。田村陽子の手業が織りなす造形は、それだけで十分な創造性に満ちている。だが、なぜこの表現を行っているのか、96メートルのガラスケースにどう向き合うのか、自らの言葉で編み上げる必要がある。日笠保もまた別な意味で、ケースの利用が弱点となった。ケースとは3次元の箱のことであり、ガラス壁面や窓とは異なる。提案プランの独創的なアイディアをいかす取り組みが、一層深まることを期待したい。

こうしてみると、応募者には相当高度な企画力が求められる。他方、制作プランによる審査の難しさも痛感せざるを得ない。書面審査のみならず面接審査の過程においても、与えられた情報からかなりの想像力を膨らませ、完成形を思い描く必要があるからだ。さらに、提案プランに対して主催者や審査員の助言やコミットがどの程度まで許容されるのか、企画競争だけに作品への要望や関与のあり方も難しいところである。よい展示にしたいという目標は明瞭である。だが、可能性と完成度の交点を見計らい、修正協議も視野に入れながら、唯一の企画プランを選定するのは容易ではない。

グランプリを得ることはできなかったものの、二次面接に残った4人全員に対して、等しく作品展示の機会を与えてはどうかという意見も出された。しかしそれでは審査会合がその役目を果たしているとはいえないだろう。どのような制作プランがあるにせよ、選択と削除を行うのが審査だからである。準グランプリあるいは奨励賞などの名称で、次席となったプランを顕彰するという提案も見送ることとなった。なぜなら、本コンペはただ一つの受賞プランを選定するのがミッションだからである。

結局のところ、グランプリを選べなかった要因は応募プランにあるとしても、選ばなかった責任はわれわれ審査員にある。厳しくも残念な結果である。審査という行為もまた、創造的な営みであるはずだから。

 

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「第3回札幌500m美術館賞」一次審査結果発表!!

第3回となる札幌500m美術館賞、今年も多くの応募がありました。

ご応募頂いた皆様、ありがとうございます!

今年は、ゲスト審査員に広島市現代美術館チーフキュレーターの神谷幸江氏をお迎え

し、5名の審査員による厳正な一次書類審査がおこなわれました。

結果、下記5組を一次通過者として決定しました。

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ad:lib

風間天心

染田リサ

田村陽子

日笠保

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「美術と建築」オープニング企画  ギャラリーツアー、レクチャー&シンポジウム

500m美術館vol.13

Sapporo Section : Architecture「美術と建築、これからの札幌」

 

500m美術館オープニング企画 [ ギャラリーツアー]

500m美術館協力 [北海道組レクチャー&シンポジウム ]

 

10月11日(土)

15:00-17:00  500m美術館 ギャラリーツアー

18:00-20:45  500m美術館+北海道組レクチャー&シンポジウム

 

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◎「美術と建築、これからの札幌」出展者によるギャラリーツアー

・時間 10月11日(土) 15:00-17:00

・会場 500m美術館(バスセンター前駅側からツアーを開始します)

・入場 無料

・主催 500m美術館

 

◎500m美術館+北海道組レクチャー&シンポジウム

・時間 10月11日(土) 18:00-20:45

・会場 札幌市民ホール

・住所 北海道札幌市中央区北1条西1丁目

・入場料 500円(学生無料)

・主催 北海道組

・協力 500m美術館

 

□レクチャー

スピーカー:岩瀬諒子/植村遥、藤村龍至、増田信吾、米澤隆

□「これからの建築」シンポジウム

登壇者:五十嵐淳、岩瀬諒子/植村遥、高橋喜代史、藤村龍至、増田信吾、米澤隆

 

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9/12(金)pm4:00-5:00 500m美術館ギャラリーツアー

札幌大通地下ギャラリー500m美術館で開催されている企画展示『北海道のアーティストが表現する「都市と自然」ー「時の座標軸」ー」』。

この度、当展示会場にて500m美術館部会の北村清彦氏(北海道大学教授)によるギャラリーツアーを開催します。

難解と言われる現代アートを北村氏が独自の語り方で分かりやすく解説するギャラリーツアーです。是非皆さまのご参加をお待ちしております。

■日時:2014年9月12日(金) 16時~17時

■会場:札幌大通地下ギャラリー500m美術館(札幌市中央区大通西1丁目~大通東2丁目。地下鉄大通駅とバスセンター前駅を結ぶ地下コンコース(地下2階相当)内)

■集合場所:500m美術館バスセンター側モニター前

■参加費:無料

■参加申込:参加希望の方は、時間までに500m美術館のバスセンター側モニター付近にお越しください。
2014-08-11 11.57.58 2014-08-11 11.57.53 2014-08-11 11.57.43

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8/30(土)14:00~ 500m美術館ギャラリーツアー

 

小中学生や親子を対象としたギャラリーツアーを開催します。

よくわからない、難しいと言われる現代アートをジュニアガイドを見ながら、お子様から大人まで分かりやすく解説します。
是非、皆さまのご参加をお待ちしております。

8月30日(土) 14:00~15:30

集合場所:14:00 500m美術館バスセンター側モニター前

500m-junior-guide-0818

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7月21日13時〜14時 「500m美術館ギャラリーツアー」

7/21(月・祝)13時〜14時

「500m美術館SIAFギャラリーツアー」を行います。

集合場所は、500m美術館のバスセンター前駅側の2面モニター付近から始まります。

地域ディレクターの端聡および500m美術館企画展示ー「時の座標軸」ー」出展作家に

よる作品紹介です。現代を生きるアーティストの生の声を是非お聞きください。

 

 

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第3回札幌500m美術館賞 作品/企画プラン大募集!

 

3回札幌500m美術館賞 

The 3rd Sapporo Odori 500-m Underground Walkway Gallery Award

 

ガラスケース

 

作品・企画プラン大募集!

グランプリ賞金100万円(制作費として)
500m美術館は、第3回目となる現代アートの作品プランおよび企画プランのコンペティションを開催します。500m美術館のガラスケース (幅12,000mm×高さ 2,000mm×奥行650mm) 8基、全長96mで展開する作品プランおよび企画プランを大募集。アーティストによる企画展、企画者によるグループ展、 作家&企画者による企画展など、ガラスケース8基をつかった新鮮な企画アイデアをおまちしています。 審査を通過しグランプリに選ばれたアーティストおよび企画者1組に制作費100万円を授与し、2015年1月31日より開催される「第3回札幌 500m美術館賞グランプリ展」で作品および企画を発表していただきます。是非、魅力的なプランで札幌の地下から世界へと発信してください。

 

■ゲスト審査員
神谷幸江 (広島市現代美術館チーフキュレーター)

 

■審査員
北村 清彦 (北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)
寺嶋 弘道 (北海道立近代美術館学芸部長)
三橋 純予 (北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻教授)
吉崎 元章 (札幌芸術の森美術館副館長)

 

■応募期間
2014719() ~ 928() [消印有効]

 

 

■応募方法
応募方法・応募要項等に関する詳細につきましては、下記リンクよりダウンロードしてください。

 

応募要項 <PDF形式>
応募用紙 <PDF形式>、 <Word形式>

 

※ご希望の形式をダウンロードください。

※応募は郵送のみ受付させていただきます。必ず応募要項をよくご確認の上、
ご応募ください。

 

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■お問い合わせ

有限会社クンスト
060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
Tel: 011-802-6438(13:00-23:00 日祝休)
Mail: sano@cai-net.jp

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第3回札幌500m美術館賞 7月19日より募集開始!

 

500m美術館は、3回目となる現代アートの作品・企画コンペティションを

ゲスト審査員に神谷幸江氏を迎え開催します。

 

500m美術館のガラスケース(幅12,000mm×高さ2,000mm×奥行

650mm)8基、全長96mで展開する作品プランおよび企画プランを大募集。

 

募集期間は札幌国際芸術祭2014の会期と同期しています。

アーティスト、企画者の皆様からたくさんのご応募お待ちしております。

 

※募集ページは7月19日にオープンします。

 

■募集期間

2014年7月19日(土)~9月28日(日)[消印有効]

 

■賞金

 グランプリ1組 100万円 (制作費として)

 

■ゲスト審査員
神谷幸江 (広島市現代美術館チーフキュレーター)

 

■審査員

北村 清彦 (北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

寺嶋 弘道 (北海道立近代美術館学芸部長)

三橋 純予 (北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻教授)

吉崎 元章 (札幌芸術の森美術館副館長)

 

 

 

 

 

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札幌国際芸術祭2014 いよいよ7月19日より開幕!

札幌国際芸術祭2014 500m美術館企画展示   「北海道のアーティストが表現する「都市と自然」ー「時の座標軸」ー」が   7月19日より9月28日まで開催されます。他の会場ともあわせてご高覧くださ...

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500メーターズ02 スケジュール決定

第2期500メーターズの年間スケジュールが決定しました。

第2期500 メーターズの活動スケジュール予定表は

こちらからダウンロードいただけますので、ご確認ください。

 

 

今年は、札幌国際芸術祭が開催されますので、

道外から、優秀なアートマネジメントの方々が札幌に来札されています。

そこで、こんなチャンスは3年に1度とばかりに、

 

 

難波祐子 (札幌国際芸術祭プロジェクトマネージャー、キュレーター)
清澤暁子 (札幌国際芸術祭プロジェクトマネージャー、コーディネーター)
細川麻沙美 (札幌国際芸術祭プロジェクトマネージャー、コーディネーター)
飯田志保子 (札幌国際芸術祭アソシエイト・キュレーター)
小川智彦 (札幌国際芸術祭プロジェクトマネージャー、アーティスト)
四方幸子 (札幌国際芸術祭アソシエイト・キュレーター)

 

 

上記6名のアート・マネジメント講座を開催します。(講座の追加もあるかも!?)

他にも、昨年に引き続き500m美術館の部会の方々にも講師をお願いしています。

 

 

寺嶋弘道 (北海道立近代美術館学芸員)
三橋純予 (北海道教育大学岩見沢校芸術文化コース教授)
吉崎元章 (札幌芸術の森美術館副館長)
北村清彦 (北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

 

 

500m美術館は今年も、未来のアートマネジメントを担う人材育成に

注力していきます!

 

 

 

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500メーターズ02  第2回説明会は4/30

 

第2期500メーターズの二回目となる説明会(ミーティング)を行います。

 

2回目となるミーティングはCAI02 (シーエーアイ ゼロツー)にて

 

4月30日(水)19:00-21:00 (講師:高橋喜代史)で行います。

 

 

 
CAI02     http://cai-net.jp/
札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
TEL 011-802-6438(13時以降) FAX 011-802-6538

 

 

自己紹介と、500m美術館の業務内容、年間スケジュールの説明、

 

時間があれば簡単な美術史や、ブレストなどできればとも考えています。

 

ミーティング終了後には飲み会(自由参加)を予定しています。

 

第2期メーターズは現在25名に登録いただき、定員まで残り5名!

 

参加希望者は http://500m.jp/news/2585.html をご確認のうえ下記宛に

 

メールかお電話でお早めにご登録・ご連絡ください。

 

 

有限会社クンスト(CAI現代芸術研究所)
Tel 011-802-6438
Mail sano@cai-net.jp

 

 

 

 

 

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500メーターズ 初回説明会終了!

4月16日(水)19:00-21:30まで2時間30分たっぷりと

 

第2期500メーターズの初回顔合わせミーティングを行いました。

 

初回は、9名の第2期メーターズが来てくれました。

 

お互いの自己紹介や、500メーターズの年間スケジュール、今までの活動などなど、

 

その後は質問タイムとなり、緊張しつつも楽しげな雰囲気につつまれていました。

 

参加希望者は http://500m.jp/news/2585.html をご確認のうえ下記にご連絡ください。

 

 

有限会社クンスト(CAI現代芸術研究所)
札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2  CAI02
Tel 011-802-6438
Mail sano@cai-net.jp

 

 

次回、顔合わせミーティングは4月30日(水)19:00-21:00

 

CAI02 (札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2)で行います。

 

そして、5月からは企画展にむけて、アートマネジメント講座もはじまります。

 

第2期500メーターズは、4月17日現在で登録者21名。定員は約30名。

 

下は、中学生から60歳を越える方まで、幅広い層をなしています。

 

どのような展覧会をつくりだすのか?今後が楽しみです。

 

 

 

 

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第3回札幌500m美術館賞 開催決定

500m美術館では、2014年度も現代アートの作品プランおよび企画プランのコンペティション「第3回札幌500m美術館賞」を開催することを決定しました。

会場は500m美術館のガラスケース(幅12,000mm×高さ2,000mm×奥行650mm)8基。全長96mで展開する作品プランおよび企画プランを大募集します。アーティストの個展、1企画者による作家8名によるグループ展、作家&企画者による企画展などなど、
ガラスケース8基をつかった新鮮な企画アイデアをおまちします。

審査を通過しグランプリに選ばれたアーティストおよび企画者1組に制作費100万円を授与し、2015年1月31日(土)より開催予定の「第3回札幌500m美術館賞グランプリ展」で作品および企画を発表していただきます。

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■募集期間(予定)
2014年7月19日(土)~9月28日(日)[消印有効]

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※応募方法、審査員など詳細につきましては、500m美術館のホームページ上で7月中旬に発表予定です。
※ご質問等につきましては、ホームページ上で発表後にお問い合わせください。

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第2期「500メーターズ」ボランティア・メンバー大募集!!

2014年3月より、500m美術館の企画・制作・管理などの運営業務にボランティアとして参加するアートマネジメント・チーム「500メーターズ」の第2期メンバーを募集します。

 

 

500メーターズとは?

 

2013年5月に第1期500メーターズ結成。500m美術館の運営をサポートしながら、自らの企画展実現に向けて活動しています。2014年2月に500メーターズプロジェクト001「Re:送っていただけませんか?」を開催。初の企画展ながら総勢27組のアーティストに出品していただいた密度の濃い展示内容に、各方面から高い評価をいただきました。第1期メンバーは16名(社会人5名、学生11名)

 

 

第2期500メーターズについて

 

札幌大通地下ギャラリー500m美術館では、市民の皆さんが日常的に現代美術の作品に触れる機会を作り出していますが、アーティストと市民の皆さんとを結びつけるアートマネジメントに通じた人材育成が今後の重要な課題となっています。

 

第2期500メーターズは、アーティストの制作アシスタントや、作品展示のお手伝いなど、500m美術館の管理運営をサポートし、将来のアートマネジャーを養成する現場となるものです。

 

また毎月1〜2度、札幌市内のギャラリーCAI02に集まり、2015年2月に開催予定の展覧会「500メーターズプロジェクト002」の企画立案ミーティングを行います。各回のミーティングにはアドバイザーとして、ギャラリスト、アーティストなどアート関係者も参加。展覧会の企画や運営、アートに関する助言などを受けながら、500メーターズの活動を通してアートマネジメントを実践的に体験していきます。

 

 

第2期500メーターズの活動予定

 

■500m美術館の搬入設営、搬出撤去、アーティストの制作サポートなどを通じて、アーティストと交流し、現代美術の現場を体験する機会を得ることができます。

 

■毎月1〜2度、企画立案ミーティングや、500m美術館のマネジメント会議を実施。

 

■2015年2月に開催予定の、500m美術館ウォール部分(壁面約120m)における展覧会の企画立案、設営撤去、制作補助、予算管理等、展覧会のマネジメントを行います。

 

■月に1回(全6回程度)アートマネジメント講座を開講、展覧会の作り方を学びます。
講師には第一線で活躍している、大学教授、キュレーター、研究者、ギャラリスト、インストーラー、アーティストを予定しています。今年度の講座のテーマは「作品展示」「展覧会をひらくこと」に関するレクチャーを予定。

 

■500 メーターズ 活動スケジュール予定表⇒こちらからダウンロードいただけます。

 

 

500メーターズへの参加について

 

 

募集定員:

約30名。全日程に参加できなくても構いませんが、1年間を通じて可能な限りご参加いただける方を優先します。

 

参加条件:

アートに興味があること。アートマネジメントに興味があること。500m美術館をよりよくしたい意欲のある方。ボランティアであること。

 

応募締切:

年間を通じて随時募集受付します。

1回目の顔合わせミーティングを4月16日(水)19:00〜21:00で予定しています。

 

第2期500メーターズ期間:

2014年4月〜2015年3月末

申込方法:

メールにて受付。お名前、職業、年齢、電話番号、PCメールアドレス、第2期500メーターズ参加希望、とご記載のうえ、担当:佐野宛(sano@cai-net.jp)までご連絡ください。

 

 

 

お問い合わせ先

 

有限会社クンスト(CAI現代芸術研究所)
札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2  CAI02
Tel 011-802-6438
Mail sano@cai-net.jp

 

 

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500メーターズTV出演!

2014年3月4日 (火) 22:54~23:00に放送されるTV北海道(TVh)の

「ウォッチング札幌」(ガイアの夜明けとワールドビジネスサテライトの間)にて

500メーターズの企画展「Re:送っていただけませんか?」が取り上げられます!

500メーターズも出演し、いくつか作品紹介もしています。

是非ご覧くださいませ。

 

 

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3月7日(金) 500メーターズトーク「展覧会をつくるまで、と今後」

500メーターズによるトーク「展覧会をつくるまで、と今後」を開催します。
500メーターズプロジェクト001「Re:送っていただけませんか?」を
開催するまでの苦労の数々や、展覧会までの1年間で成長したことや見えてきた事、そして今後について。
500メーターズのメンバーが集まってそれぞれの立場から話していきます。
かしこまった感じではなく気軽に、ご来場の皆様も交えながら楽しくお話できればと思います。
是非、お誘いあわせのうえお越し下さいませ。

 

 

500メーターズトーク「展覧会をつくるまで、と今後」

 

日時:2014年3月7日(金)19:30-21:00(予定)
場所:CAI02
住所:札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口)
入場:無料

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札幌人図鑑に500メーターズのリーダーが登場

札幌でご活躍の方を1年365日毎日配信する漢方型メディア「札幌人図鑑」
第628回に500メーターズのリーダー福原明子が登場。

第628回 500メーターズ 福原明子さん

インタビュアーの福津京子さんの巧みなリードのもと、展覧会の解説を行っています。
福津さん、寒いなかでの収録大変だったと思いますが、500メーターズを
ご紹介いただきありがとうございます!

札幌人図鑑の他にもラジオ番組でも500メーターズをご紹介させていただいてます。
みなさまに感謝です。

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500メーターズトーク「展覧会をつくるまで、と今後」

日時:2014年3月7日(金)19:30-21:00(予定) 
場所:CAI02
住所:札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口)
入場:無料

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500メーターズプロジェクト001「Re:送っていただけませんか?」展ギャラリーツアー

ギャラリーツアー(参加無料)
日時:2014年2月8日(土) 17:00~(18時終了予定)
場所:500m美術館(地下室東西線バスセンター前駅側)
※当日は暖かい服装でご参加下さい。

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第2回札幌500m美術館賞グランプリ受賞式+500美術鑑賞シンポジウム

日時: 2014年2月1日(土)
16:00~16:20 グランプリ受賞式
16:30~18:00 シンポジウム「環境と美術」

会場: CAI02
札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2 (地下鉄大通駅1番出口)
入場無料

スピーカー:
大黒淳一 (アーティスト)
長谷川祐子 (東京都現代美術館 チーフキュレーター)
端聡 (アーティスト)

モデレーター:
北村清彦 (北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

主催:
創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

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2月8日(土) 500メーターズによるギャラリーツアー 

「Re:送っていただけませんか?」ギャラリーツアー

日時:2014年2月8日(土) 17:00〜18:00終了予定

場所:500m美術館 (地下室東西線バスセンター前駅側)

※当日は暖かい服装でご参加下さい。

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第2回札幌500m美術館賞グランプリ受賞式+500m美術館賞シンポジウム

■札幌500m美術館賞グランプリ展覧会趣旨

2014年2月1日から、500m美術館で開催される第2回札幌500m美術館賞グランプリ展は、全長84mのガラスケースで展開される作品および企画プランを全国公募で行い、第2回グランプリ作品に選出された大黒淳一の「WhitePlay」を発表。北国の特色のひとつ、雪が舞う風景を羽毛をつかい、地下通路の美術館で作品化します。
それにあわせて第2回札幌500m美術館賞グランプリ受賞式と、東京都現代美術館チーフキュレーターの長谷川祐子さんらをお招きし、シンポジウム「環境と美術」を開催。環境と美術の関係性を軸に「自然環境の中から現代の美術はどのような美を見出すのか?」について考察していきます。

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■オープニングイベント

第2回札幌500m美術館賞グランプリ受賞式+500m美術館賞シンポジウム
日程 | 2014年2月1日(土)
    16:00-16:20 第2回札幌500m美術館賞グランプリ受賞式
    16:30-18:00 シンポジウム「環境と美術」
会場 | CAI02  札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口)
入場 | 無料
スピーカー | 大黒淳一(アーティスト)
       長谷川祐子(東京都現代美術館 チーフキュレーター)
       端聡(アーティスト)
モデレーター| 北村清彦(北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)
主催 | 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

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岡部昌生「土の記憶」公開制作のご案内

2月1日から、500m美術館vol.10として、社会人や学生などの市民ボランティアで結成された500m美術館のアートマネジメントチーム、500メータ―ズによるプロジェクト001として「Re:送っていただけませんか?」展を開催します。同展に出展される美術家岡部昌生氏による作品「土の記憶」の公開制作を、1月19日(日)に札幌大谷大学にて行ないます。
是非、ご参加下さい。


開催概要
日時 2014年1月19日(日) 13:00~18:00
会場 札幌大谷大学 北棟2階 美術実技多目的室
札幌市東区北16条東9丁目1番1号

タイムスケジュール
12:45~ 一般参加者入場開始
13:00~14:00 ガイダンス
14:00~15:30 制作
15:30~18:00 ラウンドテーブル
18:00 終了、一般参加者退場


■岡部昌生「土の記憶」シリーズとは・・・

「土の記憶」は現地で採集された土を水とボンドに溶かし、紙に流し込むことによって制作される作品です。
水で流され、細かな粒子があらわにされることにより、その土が持つ長い長い時の流れや、その土地の生命や人間の営みの”記憶”を表出させ、鑑賞する人々に想起させる作品シリーズです。

今回の公開制作では、500メーターズが採集した札幌市内4か所、室蘭市内1か所のほかに、岡部さんが今まで採集してきた青森や広島の土を使用して10~15点の作品を制作します。


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■展覧会「Re:送っていただけませんか?」について

500m美術館vol.10
500メータ―ズプロジェクト001「Re:送っていただけませんか?」

500m美術館の設置場所は、地下鉄の駅と駅を結ぶ地下コンコースにあり、沢山の人々が通勤、通学、あるいはどこか目的地へ向かうために日々往来を繰り返しています。この何気ない“移動”の中で、人々は絶え間なく変化しているのではないか?と私たちは考えました。目的地だけでなく歩行中や地下鉄の移動中でさえも、新たな出来事や発見との出会いが私たちを待っています。そしてそれらの刺激は意識を変化させ、私たちを日々新しい自分へと更新させてゆくのだと思います。

本企画展は、アーティストの方々から作品素材(またはモチーフ)として指定された「北海道で手に入るもの」を500メーターズが調達し、アーティストの方々にはそれを基に作品として制作し、出品していただこうというものです。

500メーターズから送られる「北海道で手に入るもの」が、アーティストの世界観やアイデア、技術などを通して作品として送り返されることは、日々移動を通し変化してゆく存在である私たちの姿に重なると共に、既存のものへの「見方が変わる」「別の価値が発見できる」といった新たな解釈・感動を生み出す機会となるのではないかと考えます。

日頃見慣れたものが移動を通して新しい形に変化する。寒さのつらい冬の道すがら、それは私たちの心をそっと引き留めて、新しいもの・自分と出会うための背中を押すと共に、一人一人に様々な気付きを与えてくれることでしょう。


■500メーターズとは?

私たち500メーターズは、社会人や学生などの市民ボランティアで結成された500m美術館のアートマネジメントチームです。
活動の中心は、500m美術館で開催される展覧会の搬入・搬出のお手伝いと、年に一度500メーターズによる展覧会を企画することです。大学教授、学芸員、アーティストなど第一線で活躍しているアート関係者をお招きし、展覧会の企画立案や運営方法などについてのレクチャーを受けながら、企画展へ向けての勉強や会議を行っています。

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