樋口 雅山房
書家
Higuchi Gazanbou

「寿」
「子孫千万」
「喜(古文)」
「千客万来」 

私は、この新しい500m美術館の近所、南1条東3丁目の頓宮神社の前で生まれ育ったので、今回の出品はなつかしい気持ちで、うれしい出品である。
地下鉄通路の展示なので、試作といえる不定形の色彩板に書いた作品を選んだ。動的なコミュニケーションとなれば幸いである。この風俗70歳の骨法一筆に意義ある発表の場をもらって感謝の一語である。

Profile

1941年札幌市生まれ。加納守拙に師事。 2011年 吉祥文字展(STV北2条ビル 札幌)、2009年 「一休禅師狂雲集をかく」展(ギャラリーアートポイント 東京)、2007年 書のしつらえ・名匠のひな展(紀伊國屋書展札幌本店 札幌)、2006年 人形たちと樋口雅山房の書展(祐月本店蔵のギャラリー 水戸)、2004年 札幌の美術2004・20人の試み展(札幌市民ギャラリー)、2000年 ヴィジュアルポエトリーSAPPORO展(北海道文学館 札幌)、1999年 個展 墨人・樋口雅山房小品展(ギャラリーユリイカ 札幌)。受賞歴として1962年 墨人東京展 新人賞、1965年 墨人京都展 新人賞、1966年 墨人巡回展 墨人賞、墨人京都展 墨人賞、1968年 第2回日本現代書展 準大賞