GALLERY門馬&ANNEX
GALLERY MONMA&ANNEX
Profile
■展示について
ー門馬よ字子という人ー
母、門馬よ字子は50歳をすぎて絵画に夢中になった。一枚の油絵から亡くなる87歳の頃には奔放な現代美術の世界に広がった。70歳すぎてから自分の制作と並行して自宅をギャラリーとして開放したのだった。現在も建物の外見は昔のまま変わらないが、内部は未だ彼女の想像力で満ちている。
2012年に展覧会『幻影をもとめて』を開催した。この企画は時の経過によって生み出された記憶の痕跡やざわめきから表出されたものである。代々受け継がれている家具や母が愛用していたものを見たり,触ったりしながら4人の作家達はそれぞれの手法で多様な記憶を呼び覚ます作品を作り上げた。
今回の展示は写真家酒井広司が1か月近く作家と過ごし、カメラを通してまぼろしを求めたものである。
ギャラリー門馬 大井恵子
「幻影をもとめて」2012⁃8⁃25ー9⁃15
参加アーティスト:伊藤隆介 神内康年 田上穂波 乗田菜々美
キュレーター:飯田高誉
■作家プロフィール
酒井広司 SAKAI Koji
写真家 1960年生まれ 余市町出身札幌市在住 東京工芸大学短大部写真技術科卒
1970年代から北海道を撮影対象にした写真の制作、主に白黒印画紙によるプリントを続けている。
2012年 500メートル美術館ギャラリー(札幌市)オープニング展出品
個展「写真のなかの時間」展 ギャラリーレタラ(札幌市)
メディアアートサマーフェスタ2012展 出品 ICC(札幌市)
2009年 個展「印画紙としての写真」展 コンチネンタルギャラリー(札幌市)
個展「Sight Seeing」展 CAI 02ギャラリー(札幌市)
2005年 個展「そこに立つもの」 M+Oギャラリー
2004年 「札幌の美術2004」展 参加 市民ギャラリー
2004年 朝日新聞北海道版「都市の肖像」連載開始
(社)日本写真家協会会員
NPO 北海道を発信する写真家ネットワーク会員
札幌大谷大学 美術科 非常勤講師
https://www.facebook.com/koji.sakai.gtp
graytone@myad.jp
http://www.graytone.jp
■アートスペースの歩み
2000年 昭和40年に建てた自宅の内部を改装して『スペースM』を開設。
2002年 住宅の廊下をリニューアルして『ANNEX』がオープン。
2003年 『GALLERY門馬&ANNEX』と改称し、現在に至る。
■アートスペースの特徴
GALLERY 門馬
一軒の建物内にあるギャラリー。独自のスタイルで道内外の作家の個展、企画展を開催。
ANNEX
細長く白い現代建築の空間で4月から10月の夏期限定のレンタルギャラリー。
住所 札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3−38
電話 011-562-1055
WEB http://www.g-monma.com/
MAIL office@g-monma.com
代表:大井恵子