吉田茂
Yoshida Shigeru
Synchronicity Series
「赤と白の邂逅」
「8の邂逅」
「風が吹いて」
「波が来て」
今回の展示は、約11年続けている、独自にあみ出したひび割れ技法のSynchronicity Series(シンクロニシティ―シリーズ)です。連作08年のカラー8色と3.11の年に制作した赤と黒です。
シンクロニシティ―とは、同時性と訳されます。たとえば、道を歩いているとき、ある人の事を考えていたら、その人が向うから来る。という様な現象をシンクロニシティ―といいます。私たちを取り巻く人為を超えた大きなエネルギーとのシンクロする中から、まさに、その時その時の気温、風、湿度とシンクロして、ひび割れが生れ、作品が形成され作品が完成します。ある意味、それらを写し取った形が、シンクロニシティーシリーズなのかも知れない。
Profile
札幌在住の美術家、クリエイティブディレクター、吉田プロジェクト(現・吉プロ)設立、丸井今井クレオギャラリー・札幌国際版画ビエンナーレ企画運営に携わる。2010年札幌円山にギャラリーレタラを設立する。1966年より東京、札幌でグループ展、個展、多数開催。屯田西小学校にモニュメント制作。JRタワー日航札幌メインロビー壁面レリーフ設置。
1943年 東京生まれ(85年より札幌在住)
■主な個展
2012年 札幌ギャラリーレタラ
2011年 STVエントランスアート
2011年 銀座・ギャラリー・しらみず美術
2008年 銀座・ギャラリー・しらみず美術
札幌・丸井今井特選美術ギャラリー
2007年 東京・神楽坂アトランティコギャラリー
■主なグループ展
2011年 「小樽・ハルカヤマ藝術要塞展」
2010年 「北海道立体表現展」北海道立近代美術館
2007年 「札幌大谷学園開学100周年記念美術展」