土田俊介
Shunsuke Tsuchida

photo : Keizo Kioku
提供 : 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

Profile

1973年、札幌生まれ。山梨県在住

鑑賞という行為の構造をあぶり出すことで、作者・作品・鑑賞者といったもののあり方や、世界と主体といったもののあり方を問う彫刻家。主な展覧会として「福島現代美術ビエンナーレ2012」(福島空港)、「考えても出来ないんだけど、考えてないと出会えないモノ。」(BankARTStudio NYK , CAI02、2011)、「五島記念文化財団20周年記念展 美の潮流」(Bunkamuraザ・ミュージアム、2010)、「アートプログラム青梅2010 8th 循環の体」(青梅織物工業協同組合施設、2010)、「鎮魂曲&地獄門」(苗栗県立木彫博物館・台湾、2004)、「遊具連関vol.3」(金沢市民芸術村、2005)、「鎮魂曲&地獄門」(高雄市立美術館・台湾、2003)などがある。2005年「五島記念文化財団 五島記念文化賞」美術新人賞を受賞。
今回500m美術館では、見慣れた素材の見慣れない一面を掘り出すことで、見慣れたものが名前や意味を失う瞬間を提示する。そのことによって、まるで都市の中で発見する自然(みち)のように、確信を揺さぶり、誤読に気づかせ、我々の足下の不確かさをあぶり出す。