柿﨑 熙
Kakizaki Hiroshi

「林縁から – 胚胎」 

植物の生態、なかでも生を伝えるための種子との出会いはいつも新鮮な驚きがある。
野鳥が蠢動する姿は、したたかな生命の輝きを伝える。四季折々、森や林を巡って植物や野鳥とふれた体験を通して得た感動が、私の制作をうながす原動力となっている。
自然のなかで胎動する生命の愛しさを表現したいと思っている。

Profile

1946年 北海道留萌市生まれ。2011年 ハルカヤマ藝術要塞(春香山)帯広コンテンポラリーアート2011「真正閣の100日」(真鍋庭園)帯広、個展「林縁から」–胚胎する内庭(STV北2条ビルエントランスアート)札幌、抽象彫刻30人展 – 北の作家たち(本郷新記念札幌彫刻美術館)札幌 2010年 北海道立体表現展(北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、本郷新記念札幌彫刻美術館)札幌 2009年 水脈の肖像09 – 日本と韓国、二つの今日展(北海道立近代美術館)札幌 2008年 SAPPORO IS WHITE(札幌芸術の森美術館)札幌、個展「林縁から」(CAI現代芸術研究所)札幌 2007年 SCAN DO SCAN 2007 阿部典英・伊藤隆介・柿﨑熙(札幌宮の森美術館) 受賞歴 2009年 北海道文化奨励賞受賞