岡部 昌生
Profile
岡部 昌生 Okabe Masao
(美術家)
1942年生まれ。記憶や歴史の痕跡をテーマにした、フロッタージュ作品や土によるドローイングなど、大がかりなプロジェクトで国際的に知られる。1980年代後半より広島の原爆の痕跡を作品化するプロジェクトを開始。現在も継続的に広島や福島といった都市に関わり続けている。コラボレーションやワークショップも積極的に実施している。
主な展覧会に「ART for the SPIRIT永遠へのまなざし」(北海道立近代美術館、2001)、「シンクロニシティ同時生起」(広島市現代美術館、2005)、第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館「わたしたちの過去に、未来はあるのか」(ヴェネチア、2007)、「タスマニアのヒロシマ」(MONA、タスマニア、2011)、「南相馬の記憶と記録」(南相馬市、2013)、「札幌国際芸術祭2014」(北海道立近代美術館)、「虹のキャラバンサライあいちトリエンナーレ2016」(名古屋)
写真:「水脈の切断面」フロッタージュ、2008
©YOSHISATO KOMAKI