第8回500m美術館賞
The 8th Sapporo 500m Gallery Award
入選作家4名の選評を掲載いたします。
◼︎ゲスト審査員
服部浩之
(インディペンデントキュレーター・秋田公立美術大学大学院准教授・第58回 ヴェネチア・ビエンナーレ 国際美術展日本館キュレーター)
◼︎審査員
三橋純予(北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻教授)
吉崎元章(札幌文化芸術交流センターSCARTS プログラムディレクター)
■入選者 ※50音順
大橋 鉄郎(北海道札幌市)
川田 知志(大阪府寝屋川市)
木村 充伯(静岡県袋井市)
西松 秀祐(大分県別府市)
[選 評]
<大橋鉄郎>
札幌出身の若手であることから地元札幌を知っており、
地元人ならではの街中をモチーフとしたコンセプトが興味深い。
また造形力も優れておりプランの実現性が高い。
<川田和志>
構成力の力量を感じる。
造作物の背景にどのようなものが入るのか?入るものによって見え方が変わる。京都と北海道の広さが違うことなど考慮して背景を煮詰めていただきたい。
<木村充伯>
展示の完成度が期待できる。
北海道をモチーフとしていることは評価できるが、アイヌ文化や熊のことなど、曖昧性があるのでさらに詳しくリサーチする必要性がある。
<西松秀祐>
コンセプトにおける川の根拠を、さらに深めていただきたい。
プランを見る限り、本展に向けて練り上げられる可能性を感じる。
以上の4名の展示が1月25日より開催されます。
また、会期初日には授賞式とアーティストトークもございますので、どなた様もぜひお越しください。
第8回札幌500m美術鑑賞入選展
会期|2020年1月25日(土)~3月25日(水)
※ウォール部分は500メーターズプロジェクト007 大人もがんばる「こども壁画」を同時開催
第8回札幌500m美術鑑賞 授賞式+アーティストトーク
日時|2020年1月25日(土)16:00~18:00(予定)
入場無料
会場|カナモトホール(札幌市民ホール)第2会議室
住所|札幌市中央区北1条西1丁目