「鉄は赤く熱しているうちに打つべきである。花は満開のうちに眺むべきである。私は晩年の晩年の芸術というものを否定している。」これは太宰治の台詞である。少々乱暴で極端な言い方ではあるが、ある種の説得力を持つことがである。文学、美術、音楽、舞台など芸術表現の個人における劇的な成長の多くは若い時期に訪れる。匠を知る前の荒削りの技、心奪われる対象への熱い眼差し、それは自らの魂を初めて実感する瞬間なのかもしれない。古今東西の偉人と呼ばれる芸術家の若き頃の作品に誰もが驚きを隠せないのは、若き芸術家の熱き思いに共鳴するからであろう。現在社会を生きる現代の新進作家たちがどの様に今を体験し、そして自らの感性をどう追究しているのか?500m美術館の試みとして、熱く熱する若き眼差しの先を検証したい。
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展覧会概要
会 期 |2021年10月1日(金)~11月24日(水) 7:30~22:00
会 場 | 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住 所 |札幌市中央区大通1丁目〜大通東2丁目
(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)
展示作家 | いなべみのり 黒坂祐 後藤瑞貴 斉木駿介 堀江理人 蓑島福子 鷲尾幸輝 和島ひかり
主 催 |札幌市
企 画 |CAI現代芸術研究所/CAI03、一般社団法人PROJECTA
搬入風景の映像URL
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展示風景
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https://www.city.sapporo.jp/shimin/bunka/500mbijutukan/2021_questionnaire500m.html
(札幌市公式ホームページ ホーム>教育・文化・スポーツ>文化・芸術>札幌市所管の文化施設について(指定管理者制度など)>札幌大通地下ギャラリー「500m美術館」)